二酸化炭素測定器の選び方について
室内の二酸化炭素が増えてくると、頭痛や眠気といった体の問題を引き起こします。
そこで今注目されているのが二酸化炭素の濃度測定器で、室内の二酸化炭素の濃度を計測し見える化してくれる便利なアイテムです。
二酸化炭素測定器の選び方ですが、まずはセンサータイプを確認しましょう。
厚生労働省が推奨しているのがNDIR方式のセンサータイプであり、赤外線を用いて二酸化炭素の濃度を測定するため精度や安定性の面で優秀であると言われています。
また、濃度の測定範囲も要チェックで、換気の目安である1000ppm~2000ppmくらいの範囲をカバーできる二酸化炭素測定器が必要です。
一般向けの市販の計測器は様々なデザインや機能が搭載されおり、LEDの色で危険信号を知らせるタイプや、アラームで部屋の換気を促してくれるタイプなどがあります。
インターネットのショッピングサイトでは、予算が数千円~2万円弱くらいの価格で購入可能です。
二酸化炭素測定器を選ぶ際には測定できる範囲に注意が必要
二酸化炭素測定器は近年非常に話題に上ることが多く、地球温暖化の問題を意識しなければならない企業においては、温室効果ガスと言われる二酸化炭素の排出量を常日頃から気にすることで地球温暖化防止に貢献すると言う意識を高めることができるものです。
しかしこれを使用する際には様々な条件に注意をすることが大切です。
二酸化炭素は空気中に拡散するため、測定をする場所やタイミングによっては十分な値を得ることができない場合が少なくありません。
また、場所によってその数値に大きな違いが出ることも多いので、これらの要因を十分に意識して使用することが必要です。
二酸化炭素測定器は測定できる範囲がそれぞれの機器により限られているため、その範囲を意識した上で使用することがポイントになります。
二酸化炭素測定器を導入する際には、その条件を十分に確認してから使用することが大切です。
誤った使い方をすると確実な情報を得ることができないばかりでなく、これらを測定結果に利用するとトラブルになることもあるため注意が必要です。